本日は1962年101Z (ジーンズ)の試着レビューです。
着用品は未洗いのもの、28インチ
着用スタッフ
170cm
58kg
痩せ型
アイテム解説→
現在Leeの復刻シリーズ「THE AECHIVES」で出ているモデルの中では最後期となる101Zの1962年モデルです。
いわゆる「サイド黒」といわれるモデルで、
ウェストベルトの内側の織りネームが革パッチのちょうど裏側に縫製されたモデルです。
※タクシードライバー(映画)でロバートデニーロが穿いていたLeeは同じく60年代サイド黒ですが、これより後のモデルで織りネームにサイズ表記が入るもの。
なぜ場所が変わったのか?こういうのを考えたりするのもビンテージアイテム(もしくはレプリカ)の面白いところです。
従来はウェストベルトと身頃のパーツを縫い付ける前に縫製されていたのが、(反対側に縫い付けの糸が見えない)
商品を見るとウェストベルトをつけた後に縫製されています。(反対側に縫い付けの糸が見える)
縫い付けの糸を隠すために革パッチの裏側に移動したことがわかります。
製品自体の縫製中に付属品をつける
という工程から、
製品を仕上げてから付属品をつける
おそらく工程が変わったんですね。
この変化は、ジーンズが1950年代以降ワークウェアからデイリーウェアとしての存在として認められたことで、
大量生産→生産業務効率化の道を辿ったからです。
仮説にすぎませんが、😂
こういった魅力が一点一点により詰まっているのが、
ワーク(ミリタリー含め)ウェア由来の衣料品の特徴です。
あってるあっていないは別として、思いを馳せるロマンも詰まっているんですねー。
話長くなったので、あと簡単に話しますが、
62年はアーカイブの101の中で一番製品寸法が細いです。
またバックポケットがハの字に広がっているのがLeeのビンテージデニムの特徴ですが、
近代よりの62年はそれが緩和されお尻が大きく見えにくいです。
生デニムを穿きたいが、
よりモダンなシルエットで楽しみたいという方
、
女性や、細身の男性でビンテージライクなジーンズを楽しみたいという方に特におすすめです。
ぜひあなたのお気に入りの一本をお探しの際は、
LeeWrangler南堀江店にてご覧ください🔥
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