ニューノーマルといわれる時代、2020年に訪れた大きな変化によって、きっと誰もがあらためて大切さを感じ、絆を深めたのは、家族という存在。エドウィンを履いた家族がいま感じること、描く未来、それぞれの風景。親から子へ紡ぎたい言葉や想い、揺るがない愛とデニムの話。
Photo_Hideyuki Seta Edit_Yuki Sugawara(FMJ STUDIO)
vol.03.
小原美登梨さん/null.ディレクター・フリーPR
日多(にた)くん・7歳
フリーランスPRとして編集や撮影ディレクション、スタイリングまでマルチに活躍。2020年12月から自身のデイリースタイルブランド「null.」をスタート。“今本当に必要なデイリーなものだけ”をテーマに着心地やデザイン、色彩に拘り、アパレル&アンダーウェア&雑貨を扱う。
「まだ息子も7歳で何でも着てくれる年なので、彼にも派手さや色味が豊富なレディスのアイテムを買うことが多いです。今日のテーマは、カジュアルなマイケルジャクソン。帽子と靴はカジュアルにして、ブラックスキニーにスパンコールのブルゾンでインパクトのあるスタイルにしてみました。家族みんな同じブランドのお店で買えて、同じボトムを履けるっていいですよね。
息子が着て小さくなった服は絶対捨てずに、友達の小さい子にあげたり、保育園に寄付したりしています。いいものを長く、他の誰かにも使ってもらえたら嬉しいですし、やっぱりサスティナブルも意識します。
それでいうと、家族の時間が増えた今年は主人が家庭菜園をはじめました。子どもも土いじりをするようになって、一緒にトマトやかぼちゃを作ったり。あと私自身も、リユースやリデュースをテーマにした、null.(ヌル)というデイリースタイルブランドを最近はじめました。息子にもそんなモノの選び方や、向き合い方を受け継げられたらいいですね。