人気シリーズ別スタイルリポート #01EDWIN:503
のある日常
#01「EDWIN:503 のある日常。」
EDWIN ONLINE MALL で取り扱う人気定番シリーズにフォーカスする連載特集。
今回は EDWIN のシンボルとして圧倒的な支持を集める『503』をフィーチャー。
目の肥えた生粋のアメカジ好きのおメガネに叶い、その日々にフィットする一本とは?
EDWIN : 503伝統を継承し、進化を続ける
フラッグシップシリーズ503
長きにわたり培ってきたノウハウを礎に、時代や技術、人々の体型、地球環境への意識など、
変わりゆく様々に呼応して進化を続ける、普遍にして不変ではない EDWIN の象徴。
wearing
アイウェアライター 實川治徳さん(52歳)
オーセンティックだけど現代的
その絶妙なバランスに共感します
生粋のアメカジ好きであり、生粋のバイカーである實川さん。そして東京の下町で生まれ育った生粋の江戸っ子でもあるが、約10年前に都会の喧騒を離れて妻の故郷・三重県に移住。取材や撮影のたびに、都内をはじめ津々浦々を愛車で駆け回っている。
「幼少の頃から普段着はデニムパンツばかり。初めて自分で選んだジーンズも EDWIN でした。今でも基本は5ポケットジーンズで、毎日、寝るとき以外は穿いています。もはや “ 第2の皮膚 ” と言えるくらい身近で当たり前の存在ですね。あと日頃の移動はもっぱらオートバイなので、ジーンズは丈夫だからか不思議と安心感がある。実際に転倒したら痛いしケガもすると思いますが、ほかのパンツだと何だか心許なくて」
そんな實川さんはアイウェアライターとして活躍する傍ら、横浜に自社ファクトリーを構えるアイウェアブランド〈グルーヴァー スペクタクルズ〉の海外担当という顔も併せもつ。
「眼鏡の産地といえば福井県の鯖江が有名です。しかし、かつては東京の下町が眼鏡産業の中心を担い、多くの手間隙によるクオリティの高さが評判でした。ただ、時代の流れとともに工場は次々と廃業。我々のブランドは、10年ほど前に閉鎖した最後の1社で腕を振るっていた工場長や職人たちを再集結させ、東京クラフツマンシップを継承したモノづくりを続けています。一方、手仕事などのクラシカルな製法を守りながらも、決して懐古主義ではなく、提案するデザインはモダン。そうした温故知新なプロダクトが支持されています。
『503』も同じく、EDWIN 創業の地である東京の下町で生まれ、品質重視のメイド イン ジャパンを貫き、ブランドの伝統や長年のノウハウを凝縮しつつも、あくまで現代的に昇華されている。脚を通すとシルエットは洗練されているし、ストレッチが効いているのでオートバイにもストレスなく跨がれる。昔のままではなく、しっかりと進化しているのが素晴らしい。僕はオーセンティックなアメリカンスタイルが好きですが、古きよき米国人のコスプレをしたいわけではないし、ジーンズはスタイリッシュに穿きたい。そういった意味でシンパシーを覚えます」
REGULAR STRAIGHT(Indigo Blue)
体形を問わずバランス良く合わせられ、あらゆるコーディネートに取り入れやすい王道のストレート。佇まいは本格デニムにして、適度にストレッチが効いており穿き心地は良好。
写真/杉田裕一[POLYVALENT](man)
プロダクション/FMJ STUDIO