人気シリーズ別スタイルリポート #05Lee:DUNGAREES
のある日常
#05「Lee:DUNGAREES のある日常。」
EDWIN ONLINE MALL で取り扱う人気定番シリーズにフォーカスする連載特集。
今回は Lee の十八番といえるワークウェアのコレクション『ダンガリーズ』をフィーチャー。
多くの趣味を楽しむ遊びの達人と、好奇心旺盛なスケーターガール、
それぞれの日々にフィットする一着とは?
Lee:DUNGAREES古き良きワークウェアがズラリ
ブランドの根幹、ダンガリーズ
Lee のルーツを現代に伝える、オーセンティックなワークウェアのシリーズ。
オーバーオールやペインターパンツをはじめ、オール イン ワン、カバーオールなどを展開する。
wearing
カーショップ オーナー 田島直哉さん(44歳)
Lee といえばオーバーオール
改めて新鮮で、今の気分かも
長く勤めた大手セレクトショップから転身し、10年前にクルマのセレクトショップ〈カードローブ!〉を開業した田島さん。自身の審美眼でベース車両をバイイングし、整備&スタイリングを施して販売している。“ クルマのスタイリスト ” としてメディアにも頻繁に取り上げられ、アパレル関係者や美容師、クリエイターなどオシャレ感度の高い顧客も多い。
「ひと昔前まで趣味性の高いクルマといえば、イカつくギラギラにドレスアップしたり、レースカーのようにチューンナップしたり、もしくは旧車といったジャンルが主流でした。ただ、いずれも自分の好みではなく、もっと肩肘張らずにクルマと付き合いたいと思ったんです。ウチの店は Car + Wardrobe に由来する名のとおり自動車をファッション的な感覚で捉えて、着飾らずに等身大で楽しめるカーライフを提案しています」
好きが高じて生業となったクルマのほか、趣味は多彩。サーフィンにスノーボード、車中泊でキャンプや旅をするなど、オフの日にはフットワーク軽く外遊びへ繰り出す。加えて DIY もそう。愛車のひとつであるキャンピングカーも純正の内装がイマイチだったことから、テーブルやベッド、棚などを自らで造作した。
「仕事中は大切な車両にキズを付けないよう、金具のある洋服は避けます。今日は木工作業だからムードも盛り上がるオーバーオールで。Lee といったらワークウェアのイメージも強いですね。ただ、顔立ちの濃い自分がブルーデニムのオーバーオールを穿くとコテコテなので、クリーンに見える生成りのタイプに白のインナーを選んでワントーンでまとめました。もう何年も着ていなかったけど、改めて今の気分かも。合わせるシューズによってロールアップを調整したり、いろいろ遊べるのもいいですね」
OVERALL(Ivory)
オーバーオール本来の魅力を存分に楽しめる正統派モデル。やや薄手で軽いライトオンスのホワイトデニムを使用しているため、着心地・ルックスともに重厚すぎず通年で活躍。
wearing
スケーター/モデル PUTAMIさん
かわいいオーバーオールが好き
動きやすいし季節も問わない
昨年の秋から東京での生活をスタートさせた PUTAMI さんは、スケートボードのほか、登山やサーフィンなどなど、興味をもつと何でもチャレンジしているアクティブ派。ピュアで明るく優しい性格に、ファッション業界でのファンや SNS のフォロワーが多いのもうなずける。週に1度は必ず訪れる行きつけのカフェには、しばしばスケボーで向かうことも。
「カフェのオーナーである姉弟2人は、アメリカのカンザス州出身。この Lee もカンザス生まれのブランドですよね。何だか不思議な運命を感じます!」
「よくスケボーで転ぶから、パークで滑るときは汚れてもいい格好をするようにしています。ただ、かわいいコーディネートもしたい。なので、あくまで移動手段として近所まで行く程度ならオーバーオールも着ちゃいます。
『ダンガリーズ』はダボっとしすぎないキレイなシルエットがいいですね。今日はコンパクトなTシャツを合わせて縦長のラインを強調して、スタイルアップ見えを意識しました。そこにビッグサイズのシャツを羽織ると安心です。個人的に夏っぽい印象を感じるインディゴデニムとは違い、黒のオーバーオールは季節を問わないイメージ。実際、生地も厚すぎないのでオールシーズン着られるし、ゴワゴワしないから動きやすいところも気に入っています」
OVERALL(Black)
胸当てのデザインや腰回りをスッキリさせ、野暮ったさを拭ったワイドストレートモデル。従来のオーバーオールより厚さを抑えた軽めの生地なのでオールシーズン着用可能。
写真/杉田裕一[POLYVALENT](man)、
中川 淳(woman)
取材・文/松下玲子(woman)
プロダクション/FMJ STUDIO